もぅ一度

俺はいつものょうに麻耶のいる病院へ向かった。
だけど、俺が一番恐れていたことがおきた。

コンコンっ!俺はいつものようにドアを開けた。

「麻耶ぁ会いたかったよぉ〜」

「・・・・・・あの、どちら様ですか・・・?」

「麻耶・・・・俺だよ・・・忠義・・・・・」

「・・・・・あの・・ごめんなさい・・・わからないです・・・」

「麻耶っ!!」

俺は麻耶を抱きしめた。麻耶は驚いていたけど・・・・
寂しさと悔しさが俺を襲った。

「麻耶・・・無理に思いださなくてもいいから・・・」

「・・・・・・・ごめんなさい・・・・」

麻耶はずっと俯いて必死に思い出そうとしていた。

麻耶は頑張ってるのに
俺には何もしてあげられないのだろうか・・・?
麻耶・・・・辛いよな・・・

もぅ一度

それから俺は毎日麻耶のいる病院へ通った。

そして結婚の準備もどんどん進んでいった。

「麻耶は新婚旅行どこ行きたいん?」

「う〜ん・・・忠義と行けるならどこでもいいょ(照)」

「ンフフ♪俺も麻耶といけるならどこでもえぇょ」

「じゃぁいつまで経っても決まらないじゃん(笑)」

「そやなぁ」

俺は幸せだった。ずっとこのまま時間が止まればいいのに・・・
だけど、神様は許してはくれなかった。

もぅ一度

「・・・忠義ありがとぅ・・・でも、結婚はできない。」

「なんでなん・・?」

「ほんとは忠義と結婚したい。・・・・でも、私忠義のこと忘れるかもしれないんだょ!忠義が傷つくのは見たくない・・・私より忠義にふさわしい人はたくさんいるって。だから・・新しい人見つけてね・・・」

麻耶は寂しそうに微笑んだ・・・
俺は麻耶をもっと強く抱きした。

「俺は麻耶じゃなきゃダメやねん・・・麻耶が俺のことを忘れてもいい。せやけど俺は麻耶のこと忘れなんかしない。ずっと麻耶のそばにいたい。」

麻耶は泣き崩れた。

「・・忠義っ!!・・大好き・・でもっ傷つく・・・のは忠義・・なんだょっ!」

「俺は麻耶のそばにいれないことのほぅが傷つく。
 麻耶・・・無理なんかしなくていいから・・・」

「忠義・・・・ほんとに私でいいの・・・?」

「麻耶じゃなきゃダメなんょ・・・俺と結婚して下さい。」

「・・・・・はい・・・・」

俺と麻耶は何度もお互いを求め合うようにずっとキスをしていた。



麻耶・・・・愛してるからな・・・ずっと離れんといてな・・・・

もぅ一度

俺は病院につき、看護婦に言われた病室に行った。

『神宮寺麻耶』

麻耶の病室の前までいくと俺は深呼吸しドアを叩いた。

「はい、どぅぞ〜」

麻耶の声が聞こえてきた。

一週間ぶりに聞いた麻耶の声がとても懐かしく感じた。

「失礼します・・・麻耶・・・・」

「・・・・・・・・忠・・義・・・・・・?」

久しぶりに麻耶をみた俺は今にも泣きそうだった。

もぅ一度

「あの、麻耶今どこにいるんですか?」

「それは言えません・・・」

俺はうららさんに今の俺の気持ちを伝えた。

うららさんは泣いていた。

「俺は麻耶とずっと一緒にいたいんです!辛くてもいい、今俺にできることは麻耶のそばにいることなんです!だから、麻耶がどこにいるのか教えてください!」

「・・・栄斗病院にいる・・・・・あの、忠義さんは辛くないんですか・・?」

「・・・・辛い、今にも泣きそう、だけど麻耶のほうが辛いと思うから・・・」

「・・・そっか・・・無理しないでね・・・麻耶のそばにいてください。私もずっと応援してるから・・・。」

「ありがとう・・・・」



麻耶、今会いにいくよ。
俺は急いで麻耶のいる病院へ向かった。
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